子育てグリーン住宅支援事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、「ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行う事業です。
補助額は以下の通りです。住宅の省エネ性能等に応じて、もらえる補助額が変わります。
補助を受けるには、住宅の性能や立地、工事期間等、対象要件を満たす必要があります。
私たちの日常生活において、世帯当たりに使用するエネルギーはこの半世紀の間に約1.7倍に増加しました。一方で、現行の省エネ基準を満たす住宅は、わずか13%程度に留まっています。脱炭素社会の実現に向けても、2030年度の排出削減目標として、家庭部門では66%削減(2013年度比)が盛り込まれています。政府としては、この目標の達成に向けて、住宅の省エネ化を積極的に推進しています。